満蒙開拓青少年義勇軍関係史資料及び義勇軍経験者の方の情報提供のお願い
お知らせ長野県は満州移民、青少年義勇軍送出においていずれも全国一位の数です。近年、この満蒙開拓に関する世の中の関心が高まりつつあり、平和教育としても大切に位置づけていこうという動きも進められています。しかし、戦後75年が過ぎ、実際に満州に渡った人々の高齢化が進み、直接体験者からお話をお聞きする機会や個人保管等の貴重な資料が失われてしまっているということも事実です。
長野県立歴史館では、平和な未来を築くための大切な歴史資料として、満蒙開拓関連資料の発掘、保存及びその支援にも努めています。そして、来年度は「長野県の満蒙開拓青少年義勇軍」に関わる企画展示を計画し、現在調査を進めております。
そこで、県民の皆様に満蒙開拓青少年義勇軍関係史資料等に関わる情報提供をお願いしたいと思います。満蒙開拓青少年義勇軍等に関わる史資料をお持ちの方や青少年義勇軍経験者としてお話をしていただける方、県内の青少年義勇軍関係等について情報をお持ちの方は当館総合情報課(電話026-274-3991,メール:rekishikan-sogojoho@pref.nagano.lg.jp)までご連絡をいただき、資料調査等にご協力いただきますようお願いいたします。なお、史資料や体験者情報の公開にあたっては、ご相談させていただいた上、個人情報等に十分に配慮をさせていただきます。
また、企画展準備の関係で情報提供の期限は、令和3年4月30日までとさせていただきます。ご連絡お待ちしております。
※情報提供につきましては期限となりましたので、停止させていただきます。ご協力ありがとうございました。
〈義勇軍史資料の例〉
・青少年義勇軍訓練(市町村、教育会等の拓務訓練、内原義勇軍訓練所、現地訓練所等)で使用した物品
・慰問袋
・県内各地(長野市、松本市含む)での義勇軍壮行会の幟旗等
・義勇軍または現地召集後のシベリア抑留時の資料
・引揚関係資料 等