ナウマンゾウ　

　ナウマンゾウはインドで 化石 （ かせき ） が 見 （ み ） つかっている 象 （ ぞう ） の 仲間 （ なかま ） 。
　日本列島 （ にほんれっとう ） には30～20 万 （ まん ） 年前 （ ねんまえ ） ころに 渡 （ わた ） り、その 後 （ ご ） 寒 （ さむ ） くなった 気候 （ きこう ） にもなれ、 生 （ い ） き 残 （ のこ ） ってきたんじゃ。

復元(ふくげん)された竪穴住居(たてあなじゅうきょ)

　竪穴住居 （ たてあなじゅうきょ ） は 縄文 （ じょうもん ） 時代 （ じだい ） 前期 （ ぜんき ） （ 約 （ やく ） 6,000 年前 （ ねんまえ ） ）のもので、 地面 （ じめん ） を 掘 （ ほ ） りくぼめて 床 （ ゆか ） を 張 （ は ） り、屋根(やね)はカヤ（ススキのなかま）のような 植物質 （ しょくぶつしつ ） の 材料 （ ざいりょう ） で 葺 （ ふ ） いているんじゃぞ。

竪穴住居(たてあなじゅうきょ)内(ない)のようす

　竪穴 （ たてあな ） 住居内 （ じゅうきょない ） には 炉 （ ろ ） 、 煮炊 （ にた ） き・ 暖房 （ だんぼう ） ・あかりや 道具 （ どうぐ ） もあるぞ。
　シカやクマの 毛皮 （ けがわ ） にすわって、 縄文人 （ じょうもんじん ） の気持(きも)ちになってみよう。

木製品(もくせいひん)に使(つか)われた木(き)

　弥生 （ やよい ） 時代 （ じだい ） から 古墳 （ こふん ） 時代 （ じだい ） に 作 （ つく ） られた 木製 （ もくせい ） 農具 （ のうぐ ） 。
　歴史館 （ れきしかん ） の 中 （ なか ） で、15か 月 （ げつ ） という 長 （ なが ） い 期間 （ きかん ） をかけて、処理 （ しょり ） をしてから展示(てんじ)しとるんじゃ。

屋代(やしろ)木簡(もっかん)（布手(ぬのて)）

　屋代 （ やしろ ） 遺跡群 （ いせきぐん ） 出土 （ しゅつど ） の 木簡 （ もっかん ） の 中 （ なか ） には、「 布手（ ぬのて ） 」という 文字 （ もじ ） が 書 （ か ） かれているものがある。
　これは 郡 （ ぐん ） の 工房 （ こうぼう ） で 麻布生産 （ あさぬのせいさん ） をした布(ぬの)の 織手 （ おりて ） （布(ぬの)を織(お)る人(ひと)）のよびかたと 考 （ かんが ） えられているんじゃ。

瓦塔(がとう)

　瓦塔 （ がとう ） は 木製 （ もくせい ） の 塔 （ とう ） を 真似 （ まね ） て 粘土 （ ねんど ） で 作 （ つく ） られた 仏塔 （ ぶっとう ） 。
　この瓦塔 （ がとう ） は、 長野市 （ ながのし ） 篠ノ井 （ しののい ） 遺跡群 （ いせきぐん ） の 平安 （ へいあん ） 時代 （ じだい ） （9 世紀 （ せいき ） ）の 集落 （ しゅうらく ） から 出土 （ しゅつど ） したものじゃ。

善光寺(ぜんこうじ)の門前(もんぜん)

　鎌倉 （ かまくら ） 時代 （ じだい ） の 善光寺 （ ぜんこうじ ） の 門前 （ もんぜん ） だ。 仏像 （ ぶつぞう ） を彫(ほ)っている 仏師 （ ぶっし ） の 小屋 （ こや ） ものぞけるぞ。

寺(じ)庵(あん)

　寺 （ じ ） 庵 （ あん ） は 僧侶 （ そうりょ ） の 住 （ す ） まいじゃ。どんなものがあるか、くつをぬいで 上 （ あ ） がってみよう。 縁 （ えん ） の 下 （ した ） ものぞいてみよう。

木曽(きそ)義仲(よしなか)と荘園(しょうえん)

　木曽 （ きそ ） 義 （ よし ） 仲 （ なか ） や 義経 （ よしつね ） の 活躍 （ かつやく ） が 浮世絵 （ うきよえ ） で 描 （ えが ） かれている。
　歴史館 （ れきしかん ） では 毎月 （ まいつき ） 交代 （ こうたい ） で 展示 （ てんじ ） されるんじゃ。

江戸時代(えどじだい)の農家(のうか)

　300 年 （ ねん ） ほど 前 （ まえ ） の 江戸 （ えど ） 時代 （ じだい ） に 建 （ た ） てられた 農家 （ のうか ） 。 旧上水内郡 （ きゅうかみみのちぐん ） 三水村 （ さみずむら ） （今（いま）の飯綱町（いいづなまち））で 実際 （ じっさい ） に 使 （ つか ） われていた 農家 （ のうか ） を移(うつ)して建(た)て直(なお)したんじゃ。

蓑(みの)、すげ傘(かさ)、藁(わら)靴(くつ)

　蓑 （ みの ） 、すげ 傘 （ かさ ） 、 藁 （ わら ） 靴 （ くつ ） は 実際 （ じっさい ） に 身 （ み ） につけることができるぞ！

肥桶 （ こえおけ ）

　肥桶 （ こえおけ ） 1つに17キログラムの 下肥 （ しもごえ ） （人(ひと)のうんちやおしっこ）が入(はい)っているぞ。
　 下肥 （ しもごえ ） は 畑 （ はたけ ） の 肥料 （ ひりょう ） として 使 （ つか ） っていたんじゃ。 担 （ かつ ） いでみよう。

六 （ ろっ ） 工製糸場 （ こうせいしじょう ）

　六 （ ろっ ） 工製糸場 （ こうせいしじょう ） は、 今 （ いま ） の 長野市 （ ながのし ） 松代 （ まつしろ ） にあったフランス 式 （ しき ） の 民間 （ みんかん ） 製糸場 （ せいしじょう ） なんじゃ。

大正(たいしょう)の教室(きょうしつ)

　明治 （ めいじ ） 時代 （ じだい ） に建(た)てられた 教室 （ きょうしつ ） じゃ。
　みんなの 教室 （ きょうしつ ） とどこが 違 （ ちが ） うか 見 （ み ） てみよう。

進化(しんか)する洗濯機(せんたくき)

　昭和 （ しょうわ ） 20 年代半 （ ねんだいなか ） ば、 国内 （ こくない ） でも 電機 （ でんき ） 洗濯機 （ せんたくき ） が 売 （ う ） り 出 （ だ ） されたんじゃ。
　今 （ いま ） の 洗濯機 （ せんたくき ） とはだいぶ 違 （ ちが ） うようじゃな。