長野県連合青年団関係史料

詳細情報
資料No G-2
カテゴリー
資料内容 長野県連合青年団関係の史料で1946年~1990年代半ばのもの
解題

1  本資料群は、長野市篠ノ井布施五明にあった長野県連合青年団事務局により、平成8(1996)年に1次分が、翌平成9年に2次分・3次分が寄贈された。1次分については、寄贈後着手し、一旦整理作業は完了していたが、未公開の状況であったため、令和3(2021)年度末に1次分の一部を目録登録・公開をした(分類A~D)。その後、留保・別置されていた分の整理に令和4年度から順次着手し、令和6年に目録登録・に至った。なお、1次残分(分類A~Dのうち個人情報非公開期間等により留保となっていた分)およびその冊子類(分類E)、2次分(分類F)、3次分(分類G)の公開は令和6年3月(令和5年度)。規格が大きい等の理由で別置されていた分(分類H~J)の公開は令和6年4月(令和6年度)である。

2  長野県連合青年団の活躍は、昭和20(1945)年の秋、全国に先駆けて始まり(正式再結成は昭和21(1946)年2月22日)、その活動規模と水準の高さで全国的にも注目されていた。県内でも婦人会と並んで村の政治を左右する影響力を発揮し、農村の民主化に大きく貢献した。資料のなかには、浅間山米軍演習地化反対運動はじめ、護憲、安保、沖縄返還、平和運動への参加に関するもの等が存在し、戦後の社会運動史を考察する上で重要な情報を提供している。

 現代史資料としては、県評センター史料と並んで一級のものである。戦後の労働団体や青年団の史料が、これほど多量に一箇所に集められているケースは稀であり、現代史研究に大きく貢献する史料といえる。

3  なお、分類については、おおよそ以下のとおりである。

A:1次分 長野県連合青年団関係

(-1大会・本部運営、-2各種集会・研修会、-3各種活動、-4事務局、-5会計、-6名簿・役選、-7雑書類・互助会)

B:1次分 日本青年団協議会他(-1日青協、-2全国青年大会)

C:1次分 各関連青年団体関係(-1他県、-2県内郡市、-3県内町村)

D:1次分 外部関連団体関係

 (-1政党・労組、-2原水協、-3教育・青少年、-4農業問題、-5消費者問題、-6自然保護、-7その他各種関係団体)

E:1次分 別置冊子類

F:2次分 

G:3次分

H:別置分(青研集会・青年文化祭等)

I:別置分(30年史・機関紙・ポスター・教宣コンクール等)

J:別置分(旗・カップ等)

2次分・3次分の項目分類については、文字検索・並べ替え機能等、検索ツールの向上から項目ごと分類する必要性が薄れていることに鑑み、また1日も早い公開を優先させる観点から、1次分とは区別し、また都度項目ごと・時代順に厳格に分類・並べ替えすることはせず、棚に仮配置されていた順序に従って史料番号を付した。

登録年度 2021年度
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