白鳥義教第一次大戦従軍日記資料

詳細情報
資料No G-20
カテゴリー 現代史資料
資料内容 第一次世界大戦従軍日記
解題
  1.  本目録は、第一次世界大戦に海軍兵士として従軍した白鳥義教氏の従軍日記である。本資料は、白鳥家旧家の蔵に保存されていたもので、当主白鳥嘉文氏の意向として、親族、南箕輪村教育委員会に相談の上、当館へ寄贈された。

  2.  白鳥義教は第3兵舎第7分隊第9教班に属した。戦時には地中海まで派遣され、航海の様子は4冊ほどの小ノートに記している。義教氏は嘉文氏の祖父実治氏の兄弟で、5男にあたる。除隊して帰郷したのち、病死したというが、死亡年月日は不明。史料は白鳥家旧家の蔵に、桐箱に収められていた。第一次大戦への日本の参戦に関しては、南太平洋のドイツ領攻撃がよく知られているが、1919年2月、日本艦隊が地中海に出動している。義教氏はこの艦隊に搭乗し派遣されたものと思われる。こうした立場で書かれた従軍日誌は県内では珍しい。初期の従軍日記としても貴重であり、当館が所蔵し公開するにふさわしいと判断する。

  3.  本資料の登録番号(請求記号)は以下のとおり。

    白鳥義教第一次大戦従軍日記資料番号:G-20
    資料番号:1

登録年度 2018
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