本史料群は県外古書店より令和4年度に購入した文書群で、安曇郡大町宿の問屋曽根原家に伝来した文書293点である。新出資料も含む。江戸時代は糸魚川～松本までの糸魚川筋で麻販売を手掛けた麻問屋を営む家であった。慶長14年の石川三長の奉行人からあてがわれた麻売買の権利を由緒としている。この文書が最も古い文書である。下限は明治期まで下る。

　「石川三長老臣連署定書」（5-77-30　写真対応） 　

山中当秋麻之定