百瀬陣屋代官近藤家文書

詳細情報
資料No 安筑〔5〕/5-75
地域 安筑
古文書

 本目録には、令和3年(2021)年に県外流出文書として購入した旗本諏訪家百瀬陣屋代官近藤氏に伝来した文書群44点を収録する。
 牛伏川扇状地の末端に位置する百瀬村にある。陣屋跡は現在の松本市寿豊丘にあたる。もともと高島藩領百瀬村は、旗本諏訪頼久が分地替となり、その代替として知行地の調整が図られ、百瀬村に69石を残して旗本領とし、残り11石を南百瀬村として成立させ高島藩領とした。残った百瀬村と瀬黒・竹渕・白川各村が旗本知行所となった。
 明治期の行政区は、明治7(1874)年に豊丘村、明治22(1889)年寿村の一部となり、昭和22(1947)年松本市発足に至っている。
 当館では旗本領代官関係史料は皆無である。その意味で本史料群は貴重なものといえる。
いずれも横帳で帳簿関係として伝来している。

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