佐久郡細谷新田村六川家文書

詳細情報
資料No 佐久〔2〕/2-36
地域 佐久
古文書

本目録に収録した標記文書は、2010(平成22)年度に上條信彦氏より寄託を受けた収集史資料群のうちの一部で、全107点である。
 細谷新田村は現在の北佐久郡立科町にあった新田村で、六川長三郎によって開削された塩沢堰によって開発された。塩沢村の枝村扱いで小諸藩領であった。村高は、「元禄郷帳」では208石余りであった。宝暦8年の家数は30戸である。内容は近世後期の質地證文が多い。現状では所蔵家名は明らかにできないが出所・宛所は六川長三郎のほか、常右衛門・源三郎など六川氏関係者が多い。最古は1673(寛文13)年の年紀が見られるが過半は文化文政期を中心にした江戸時代後期のものである。
 当館には関係する「立科町六川長三郎家文書」(家別番号2-21)があり併せて参照されたい。

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