小県郡平井寺村平林家文書

詳細情報
資料No 小県〔1〕/1-20
地域 小県
古文書

本目録は、2017(平成29)年度に上條信彦氏より追加寄託を受けた収集史資料群のうちの標記文書72件、87点を掲載する。
 史料の内訳は平井寺村(上田市古安曽)平林家に伝来した文書である。平井寺村は近世を通じて上田藩領である。1622(元和8)年の村高は142石余りで、18世紀初頭宝永年間には31軒・180人の村人があった。1875(明治8)年に古安曽村、明治22年東塩田村、1956(昭和31)年塩田町を経て、昭和45年上田市に合併した。 
文書群の概略については、近世文書の多くは俳句会の句帳(いずれも竪帳)である。地域の文化的なネットワークを知る事ができよう。寛政年間の宗門人別帳もある。
 いっぽう近代文書は平林傳十とその家族に関わるプライベートな史料が大半である。婚禮・出生に関わる祝儀帳、進上目録、出納帳などがそれである。
 本史料群は断簡が多く、また横帳に錯簡も目につく。利用については注意されたい。また個人情報で非公開史料もあることを付け加える。

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