更級郡網掛村神主宮崎家文書

詳細情報
資料No 更埴〔7〕/7-40
地域 更埴
古文書

 本目録に収録した標記文書は、2010(平成22)年に上條信彦氏より寄託を受けた収集史資料群のうちの一部である。
 網掛村は現在の埴科郡坂城町村上を中心とする村で、江戸時代の支配関係は終始松代藩領であった。この史料群はわずか文書4点のみであるが、いずれも泉口諏訪大明神神主家宮崎家に関わるものである。宮崎氏個人への書簡はなく、御供奉納、朱印地として免田を松代藩役人へ申請した際の願書、神殿改築寄附帳など神社管理にかかわる役についての文書であるといえる。松代藩への願書には朱印地となる経緯が村上義清との関わりより書き連ねられており、旧領主村上氏が江戸時代後期に至っても「大主」として尊崇を集めていたことがうかがえ興味深い。

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