徳武家文書(妻科村名主文書)

詳細情報
資料No 県立長野図書館移管文書〔10〕/10-6
目録巻数 2
地域 県立長野図書館移管文書
古文書

徳武家文書は、県立長野図書館から当館に移管された文書である。水内郡妻科村(現長野市妻科)の名主を勤めた徳武家所蔵の文書で、年代は天和2(1682)年から昭和2(1927)年までの長期に及んでいる。
妻科村は近世を通じて松代藩領で

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、村高は元禄郷帳で631石余、天保郷帳で636石余であった。村内は、本郷・後町・新田・石堂の4組からなっており、本郷を除く3組は北国街道に沿った街村で善光寺町に接しており、事実上善光寺町の一部をなしていた。明治14(1881)年南長野町と改め、同22年長野町・西長野町・鶴賀町・茂菅村と合併して長野町となった。
御用御触書留帳、名寄人別帳、人別送り状、村の西を流れる煤花(裾花)川の自普請関係の書上等、主に江戸後期(文政期以降)の村政関係文書が多数ある。そのほか同家が材木商を営んでいたことから材木仕入帳、売上帳、金銀出入帳等、経営関係の私文書もある。これらの文書は、いったん水をかぶっているため、全体的に傷みがはげしい。

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