坂口家文書(上田藩領川中島文書)

詳細情報
資料No 県立長野図書館移管文書〔10〕/10-4
目録巻数 2
地域 県立長野図書館移管文書
古文書

坂口家文書は、県立長野図書館から当館に移管された文書である。坂口家は更級郡今里村(現長野市川中島町)の組頭役を勤めており村方文書も一部見られるが、多くは私文書である。
文書の年代は、写本では天文5(1536)年のものを最古とするが、原文書では元禄6(1693)年から明治15(1882)年に及んでいる。更級郡今里村は、幕府領になった享保2(1717)年〜同15年の間を除き、元和8(1622)年から明治になるまで上田藩領の川中島飛地領だった。村高は、元禄郷帳では1145石余、天保郷帳では1157石余だった。なお、このうち88石余は宝永3年幕府領中之条(現埴科郡坂城町)代官所支配となり、そのまま明治に及んだ。村内には内後、於下、阿弥陀堂、古森沢の

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四つの集落があり、坂口家は古森沢組の組頭役を勤めていた。
主な文書には、年貢請取通等の租税関係文書、村送状等の戸口関係文書の村方文書のほか、金子借用証文や質地証文等の私文書がある。

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