水内郡西山諸村文書

詳細情報
資料No 水内〔9〕/9-24
地域 水内
古文書  本目録に収録した水内郡西山諸村文書は、長野県立歴史館が1996年(平成8)に購入したものである。
 西山とは水内郡の内、現長野市街の西方の山間部のことをさす。本目録には、以下の西山の村の文書が収録されている。(数字は、分類番号をさす)
1   奈良尾村(44点)
2   上乗尾村(4点)
3   高府村(3点)
4   馬曲村(19点)
5、6 諸村文書(現状をもとに分類番号を附した)(57点)
 これらの分類は、便宜上ふったものであり、必ずしも出所が別というわけではない。本文書に登場する奈良尾村、上乗尾村、高府村などは、それぞれ近い場所にあり、同一出所の可能性も否定できず、その点を考慮した上で利用していただきたい。
 西山は、近世を通じて松代藩領であり、明治維新後は、松代県をへて長野県に属した。本目録に登場する村むらは、現在の行政区画では中条村、小川村、信州新町に属する地区となっている。
 文書の年代は、寛文6年(1666)から昭和11年(1936)におよぶ。近世と近代の比率は8対2で近世の方が多い。文書の内容も年貢や諸役や触れの請状など名主文書を中心としながらも神社本殿の建築、土地売買証文、村方騒動願書などさまざまな内容の文書が含まれる。明治以降の文書は、金融関係の文書の数が多い。
 西山地方に関係する文書としては、水内郡梅木村松田家文書(9−20)があり、合わせて参照していただきたい。
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