筑摩郡中村山崎家文書

詳細情報
資料No 安筑〔5〕/5-65
地域 安筑
古文書  本目録は、2017(平成29)年度に上條信彦氏より追加寄託を受けた収集史資料群のうちの標記文書88件101点を掲載する。
 中村の支配関係ははじめ松本藩、1725(享保10)年には天領となった。会田組に属した山間の小村で、宝暦年間からは坂北組に属している。東条川流域、四阿山西麓にあたり現在の筑北村に位置する。村高は慶長期には252石、天保期には540石余りとなっている。
 史料の多くは名主忠左衛門による土地の集積関係文書、質地証文、売渡証文、借用状、譲状などが豊富に残り、山崎姓を名乗っていたことが知られる。中村周辺の諸村と組合を形成しており、その地域的な交流も諸証文から見て取れる。
 また戦国期の領主青柳頼長が開基となり父清長の菩提を弔った碩水寺が村内にある。碩水寺由緒記や開基青柳氏の法名帳など寺院関係文書も含まれていることも特徴の一つである。 
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