安曇郡堀之内村柏原家家文書
資料No | 安筑〔5〕/5-62 |
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地域 | 安筑 |
古文書 | 本目録に収録した標記文書は、松本藩領安曇郡堀之内村柏原家に伝来した文書群である。2014(平成26)年神城断層地震により白馬村北城地域は甚大な被害を受け、所蔵者宅も多大な被害を受けた。本史料群は被災建物・史料救援ネットによる被災史料救援作業により救出されたもので、当該所蔵者より当館へ寄贈を受けた史料である。1200点を数えるが、一部損壊の大きな史料もある。 堀之内村は1875(明治8)年2月合併により神城村となり、1956(昭和31)年に現在の白馬村となった。史料の内容は近代関係が主である。また同村庄屋中村家からの史料も含まれていることから、中村家文書(当館所蔵)とともに史料の全貌を読み解くことで、当該地域の様子が明瞭になる。 近世後期から明治・大正期の土地関係の借用証文、質地証文、譲状、売券など貸借・売買関係の文書が多くを占め、書簡関係はほとんど見受けられないのが特徴である。震災を経て救出された点でも意義のある史料群といえる。 |
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