筑摩郡市野川村若林平左衛門文書

詳細情報
資料No 安筑〔5〕/5-41
地域 安筑
古文書  本目録に収録した市野川村の若林平左衛門文書は、2010(平成22)年に上條信彦氏より寄託を受けた史資料群のうちの一部である。
 件数は1件で綴りの状態でまとめられていた9点のみである。神田明神のある神田宮本町加賀屋宗助との間の金子受取覚や勘定依頼状などがまとめられている。明治3(1870)年に加賀屋に宿泊したことが記されているから、この東京行きの際のものと思われる。
 なお、若林平左衛門は幕末の市野川村名主であり、明治8年に麻績村となると副戸長に就任している。また、市野川村若林家の家印が綴のなかの1枚の受取状に捺されていることから、この文書1綴は当館が2005(平成17)年に購入し所蔵となった筑摩郡市野川村若林家文書(5-29)の一部で、市場に流出した文書の残闕とみることができるだろう。
収蔵データ検索 資料検索

書籍・史資料

ページ先頭へ戻る