安曇郡池田町村市川家文書(松本藩池田組大庄屋文書)
資料No | 安筑〔5〕/5-8 |
---|---|
目録巻数 | 9 |
地域 | 安筑 |
古文書 | 池田町村は、寛永末年に池田郷が分村して成立した村のひとつである。「天保郷帳」によると、村高は1636石であった。近世、千国街道の宿場として、荷物の中継地として栄えた。明治維新後も池田町村の名は、大正4年(1576)に町制をしくまで使われた。昭和30・32年(1955・57)周囲の村を合併し、現町域となる。 本文書は、池田組の大庄屋を勤めた市川嘉左衛門家または一族の家に伝来してきたものと考えられる。年代は天正5年(1577)から昭和11年(1936)におよぶが、中心は元禄期から文政期である。文書の種類は、質地証文、永代譲証文など土地証文が多いが、千国街道の中馬、池田町村の祭礼、高瀬川通船に関わるものなども散見される。なお、本館には、隣組の松川組の大庄屋清水家の文書(収蔵文書目録6)も所蔵されているのでそちらも参照していただきたい。 |
収蔵データ検索 | 資料検索 |