下諏訪町武居家文書

詳細情報
資料No 諏訪〔3〕/3-21
地域 諏訪
古文書  本目録に収録した文書は、2010(平成22)年に上條信彦氏より寄託を受けた収集史資料群のうちの一部である。
 本文書群は下諏訪宿木之下町武居家に関係する史料8点であるが、いずれも奉行所へ上申された願書の草稿、浄書、控が主である。おもな差出となっている佐吉は、諏訪神社秋宮社前で商屋を営んでいる。1833(天保4)年・1838(同9)年・1839(同10)年には当地方が違作で困窮していたこと、村役人を中心に冥加金を出金しあっていたことがうかがえる。天保の作柄不良で、諏訪藩家中も困窮し半知半給を余儀なくされたこともうかがえる(3-21-1-5)。
 村の公職にあったものが村の維持のために寄附を積極的におこなう様子がみてとれる。また、草稿の文面に修正を加えて成案を作成した過程もうかがえる。
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