大橋政勝収集文書

詳細情報
資料No 全県〔0〕/0-10
地域 全県
古文書  大橋政勝収集文書は、長野県立歴史館が平成15年(2003)に寄贈を受けた。この史料はそれぞれ独立した文書である。以下、各々に対して、簡単な文書解説を記す。
<史料番号1>
 筑摩郡野口村は、麻績村野口にあたる。松本藩領麻績組に属し、天保郷帳によると、村高は260石であった。
<史料番号2>
 森村は、栄村大字北信にあたる。千曲川北岸段丘上にあり、新潟県境の村である。天保郷帳によると、村高は178石であった。史料名にある羽倉村は越後領で、寺石村(新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石)の枝村であり、森村の東に位置する。本史料は、寛文12年(1672)、松の伐採について羽倉村が森村を訴えた訴状などの関係文書をまとめて写筆したものである。
<史料番号3>
 春近郷は、高遠藩領で、以下の8カ村を示す。現在地名および天保郷帳による村高は、下の表のとおりである。

春近郷8力村      現在地名     天保郷帳による村高
殿嶋村       伊那市東春近       1922石
田原村       伊那市東春近       425石
表木村       伊那市西春近       510石
下牧村       伊那市西春近       176石
小出村       伊那市西春近       1036石
諏訪形村      伊那市西春近       432石
中越村       上伊那郡宮田村      493石
宮田村       上伊那郡宮田村      1301石
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