丸山清俊資料

詳細情報
資料No 全県〔0〕/0-6
目録巻数 16
地域 全県
古文書  旧小県郡滋野村大石(現東御市)の丸山清俊(1821〜1897)が謄写収集した図書・史料及び収集した典籍である。その内容は、信濃に関する古文書、占記録、古著作類、神社仏閣の縁起、名所古跡の絵図、家伝系譜等が主で範囲は信濃全域にわたっている。1932年(昭和7)3月、栗岩英治は『滋野村丸山家信濃史料解題』を出版し、当時栗岩が把握していた丸山家の資料について解説を加えている。その後、1957年(昭和32)に清俊の孫の丸山高氏が本資料を県立長野図書館に寄贈し、以来県立長野図書館で保管・公開されてきたが、2007年(平成19)4月、当館に移管された。
 明治政府は、国土把握のために史誌地誌編さんが必要と考え、1872年(明治5)頃より『皇国地誌』の編さんを開始し、太政官達により各府県に資料の提出を命じた。長野県・筑摩県ではこれに応ずるため、庶務課に史誌編輯掛を設置し、丸山は1876年(明治9)から1884年(明治17)までこの職にあった。本資料はこの間に丸山が収集、謄写と抜き書きをおこなったものが主であると思われるが、典籍類については、史誌編輯掛時代に収集したものと、丸山がそれ以前より収集していたものの双方から構成されていると思われる。
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