県立歴史館30周年記念 所蔵品展「原始-開館30年のあゆみ展-」ただいま開催中!!
県立歴史館が所蔵する3万箱に及ぶ考古資料から、「長野県の原始時代」を特徴づける出土品を展示しています。30周年の記念展でもあり、初公開を含む、なんと769点の資料が展示されています。
☆晴ケ峯式土器と石器群
縄文時代前期末、今から5,500年より前の土器と石器です。大きな波状口縁の深鉢形土器と円盤形の浅鉢形土器、石鏃や石皿などのほか、石で作られた5種類もの垂飾品です。
☆弥生時代後期の稲作文化
邪馬台国が登場する弥生時代後期、信州の南と北にはそれぞれの特色ある稲作文化がありました。器の種類、道具の材質、装飾品などその違いを見ることができます。
☆古墳時代前期の祭祀場
豪族の居館との説がある、長野市石川条里遺跡の出土品をまとめて展示しています。手のひらにおさまるミニチュア品は初公開です。
また小展示室では、過去に開催した当館の考古資料に関わる展示会のポスター・図録の展示のほか、個人(神津猛氏ほか4名)から当館考古史料課に寄贈された考古資料の一部を公開展示しています。
ぜひこの機会をお見逃しないよう、お誘いあわせの上、お出かけください。(総合情報課 町田)