年縞、展示中です!
現在、常設展示室原始エリアにて、年縞博物館(福井県)から「年縞」をお借りし展示しています。
年縞とは、長い年月をかけて湖沼などの底に堆積した土などの層が描くしま模様の堆積物のことです。
福井県の年縞博物館の年縞は、名勝「三方五湖」のうちの「水月湖」のもので、湖に直接流れ込む河川がない、湖底に生息する生物がいないなどの条件が重なり、大変美しい年縞が形成されているそうです。
何と7万年分の年縞!長さは45mにもなります。(ちなみに、1年分では厚さ0.7mmとのこと)
今回展示しているのは、約47000年前から46000年前までのおよそ1000年間分。
常設展示室入口で皆さんをお迎えしているナウマンゾウの時代よりも少し古い時代のものです。
専用の展示ケースも一緒にお借りし、照明で照らし出される年縞がとってもきれい。
この機会にぜひご覧ください。令和7年1月頃までの展示を予定しています。