あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。本年も長野県立歴史館をよろしくお願いいたします。

 2024年1月1日(月曜日)に発生した能登半島地震につきまして、被災地及び被災者の皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。そして、当館が所在する千曲市では震度4を観測しましたが、施設の状況を確認し、1月4日(木曜日)より通常開館しました。

 昨年は1月に冬季企画展「高遠藩の遺産―最後の藩主が残したもの-」、3月に所蔵品展「至宝の名品 学芸員のイチオシ 古文書編-読めなくても面白い-」、7月に夏季企画展「主張する古墳~新たなシナノの古墳時代像~」、10月に秋季企画展「信州やきもの紀行~江戸から明治へ~」を開催しました。新型コロナウイルス感染症が2023年5月8日(月曜日)に5類感染症に移行して、生活が大きく変化した年ではありましたが、県内外多くの方にご覧いただくことができました。

 昨年1月には、当館所蔵の文書が梶原景時の花押が確認できる全国で2例目の史料であると報道され、大きな注目を集めました。実際に3月から始まった所蔵品で公開し、多くの方にご覧いただきました。また、夏季企画展ではフォトコンテストを開催し、こちらも多くの方にご参加していただきました。ありがとうございました。審査結果につきましては近日中に発表いたします。

 そして、2024年は当館が開館して30年となります。メモリアルの年を迎えるにあたって、より一層常設展・企画展・各種イベントの運営、細やかな情報発信に努めてまいります。改めまして、本年も長野県立歴史館をよろしくお願いいたします。(柴田洋孝)

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