オリジナルトートバッグを販売中です!!

 広報担当者久しぶりのブログ更新ですm(__)m

 現在開催中の所蔵品展の会期もわずかとなってきましたが、その所蔵品展のスタートと同時に販売を開始したのが、当館オリジナルのトートバッグです!来館された皆様のなかには、商品をご覧になった方や、実際に購入していただいた方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のブログでは、そのトートバッグの開発に関する裏話を少しさせていただきます。

 トートバッグのデザインについてですが、実はこのデザインは「ある人達」の協力なしでは出来上がりませんでした…。その「ある人達」とは博物館実習に参加した学生でした。

 昨年度、広報担当者がミュージアムグッズの開発を手掛けることになり、「やはりトートバッグだ!」と意気込んだのですがなかなかいいデザインが浮かびませんでした。2022年8月、イラスト化できそうな土器を中心に考古資料をいくつか書き起こし始めた矢先に博物館実習が始まり、「若い人の意見を聞いてみよう」と自分がデザインした案を学生に見てもらうことにしました。デザインとしてどうか、そもそも売っていたら買うかどうか、短い時間の中でたくさんの意見を出してもらい、非常に参考になりました。

 その数日後、一人の学生が「トートバッグのデザインを自分なりに作ってみたので見てもらえますか?」と声をかけてくれました。見せてもらったデザインは、所蔵資料がかわいくデフォルメされ、親しみやすい印象になっていました。私が考えていたトートバッグのコンセプト「当館所蔵資料の存在・魅力を伝えるためのツールにする」・「柔らかくかわいらしいイメージにデフォルメして、普段使いできる」に近いものでした。

 「これしかない!」と思った私はすぐに上司に相談し、学生が作ってくれたデザインで商品開発を進めることとなりました。いくつかイラスト化する資料を追加して配置を変更したり、バッグの色や線の色も複数検討して、時間をかけてデザインを固めていき、ようやく2023年3月に商品として販売できるようになりました。販売開始後、地元新聞の信濃毎日新聞にトートバッグを作ったことが取り上げられ、デザインに協力していただいた学生に取材を受けていただきました。

 「バッグを見て展示物に興味を持ってほしい

 所蔵資料の魅力が詰まったトートバッグ。ぜひお手に取っていただけたら幸いです。今年も新しい歴史館のグッズを開発する予定ですので、そちらも楽しみにしてください!(柴田洋孝)

歴史館ブログ

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