秋季企画展開催まであと4日!

 無事に長野県から発出されていた新型コロナウイルス感染症に関する宣言も解除され、当館の臨時休館も終了となり、秋季企画展も予定通り開催することが出来るようになりましたm(_ _)m

 企画展示室は館蔵品も含め、借用した縄文土器が入った段ボールで埋め尽くされていますが、国宝5点(複製含む)、重要文化財5点、県宝21点を含めた計113点がお披露目されます。借用品に関しては、専門業者のもと開梱・設置が進められ、1点1点丁寧に納められていきました。

 見所を一部先取りしてお伝えしますと、やはり目を引くのは新潟県十日町市博物館様よりお借りした国宝の火焔型土器と、山梨県釈迦堂遺跡博物館様よりお借りした水煙文土器(期間限定~9月26日まで)でしょうか。現代の感覚からすれば、縄文土器の華やかさと豪華さの極致ともいえる土器の迫力はすさまじいものがあります(*_*)

 で・す・が!!長野県も負けてはいません。褶曲文土器はより緻密で繊細な文様がみてとれ、茅野市の褶曲籠目文土器は細かな粘土紐を丁寧に貼り付けています。

 当時の縄文人達はなぜこんなにも土器の装飾性を加えていったのでしょう。実際に皆さんも見ていただいて、想いを馳せてみて下さい(^_^)(柴田洋孝)

歴史館ブログ

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