２月21日（日）で冬季展「洋画家・書家・コレクター　中村不折　－伊那谷から世界へ」が終了しました。展示品の多くを台東区立書道博物館から借用する本展については、コロナ禍で開催が心配されましたが、台東区立書道博物館様をはじめたくさんの皆様にご支援をいただきながら、無事に会期を全うすることができました。コロナ禍に加えて、寒い時期にも関わらず、会期中2432名ものお客様に足をお運びいただきました。心から感謝いたします。

　本展は当館に普段から来ていただいている方だけでなく、絵画や書に興味をお持ちのお客様にもたくさんご来館をいただきました。また、ご自宅やご近所に中村不折の絵や書があるという情報もびっくりするほどたくさんお寄せいただき、不折が長野県民にとって身近で親しみ深い文化人であることを再認識させていただきました。

　お客様アンケートには、「大変感動した」「絶妙なセレクトでどれも印象に残った」「よい企画ありがとうございます」といった声を入れていただき、企画展担当者はもちろん当館職員一同元気が出ました(*^_^*)

　コロナ禍によって、いろいろなことが制限される日常ではありますが、このような時だからこそ、県民の皆様の心がますます豊かになっていくような展示ができるようにがんばります！

今後とも長野県立歴史館をよろしくお願いいたしますm(_ _)m