秋季企画展「稲作とクニの誕生-信州と北部九州-」が始まりました!!

9月15日(火)の朝、太田副知事、池田中野市長をお迎えして、秋季企画展オープニングセレモニーを開催し、秋季企画展がスタートしました。残念ながらコロナウイルス感染症拡大防止のために展示を予定していた国宝金印を含む北部九州の資料については、パネル展示とさせていただきました。しかし、重要文化財である中野市柳沢遺跡の銅鐸・銅戈、長野県宝である木島平村根塚遺跡の鉄剣や玉類など、弥生時代の信州におけるクニの誕生を考える資料としてこれ以上にないほどすばらしい資料を多数展示しております。

初日は小学校の社会見学で、200人近い小学生が企画展を見ていってくれました。地元の遺跡で弥生時代の貴重な文化財が見つかっていることを知って驚いたり、吉野ヶ里遺跡の甕棺のほぼ実物大の写真パネルに自分を重ねてその大きさを体感したりしている姿がありました。子どもたちも含めて多くの皆様が楽しみながら、弥生時代の長野県のクニの思いを巡らすことのできる展示となっております。

朝晩が涼しくなり、大変過ごしやすい季節となってきました。ぜひ、ご家族でご来館いただき、秋の県立歴史館をお楽しみください。

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