古文書公開日記20-文化財功労者表彰-

古文書愛好会という、当館の古文書を整理して目録をとっている有志の活動サークル(60名)、さる2019年5月15日、長野県文化財保護協会より、功労者表彰をされました。古文書が三度の飯より好きだ、というかたたちの熱意とボランティア精神で20年近くの活動があります。目録とりは根気が要ります。しかし、古文書を開くたびに、書き手が何を訴えているのか、古文書を通じて江戸人と対話するつもりで楽しく読んでいます、とある会員は語ります。整理された文書のなかから面白いものをとりあげて、自主的に班ごとに読み合わせます。素晴らしい学びの場と思います。さらに、写真にもあげましたが、日記や名主書留など、まとまった冊子ものは、一年かけて読み込み、翻刻をして手弁当で刊行します。こうした地道な活動を通じて、文化財への関心がさらに広がってもらえればと感じます。
会員を募集しています。ご関心のある方、ぜひ一緒に学び合いましょう。