山梨県立博物館と包括的な連携協定を締結しました。

調印式の様子

 長野県立歴史館と山梨県立博物館は、両館の発展と両県の県民の文化と生涯学習の振興に寄与するために、業務運営について連携・協力するための協定を締結しました。10月26日(金曜日)には、当館において山梨県立博物館の守屋正彦館長と当館の笹本正治館長をはじめ、関係者の出席のもと調印式が行われました。県内の多くの報道機関も取材に訪れ、関心の高さが伺えます。なお、この連携の目的は次のようになっております。

連携の目的

 長野県立歴史館は限られた予算・人材の中で、資料の収集・保管をしていかなければなりません。それと同時に、県立の歴史館として今以上に質の高い調査研究を行い、その成果を展示・各種講座・出版などを通じ広く情報を県民に提供していくことが求められています。さらに、災害時の文化財保護についても私たちは大きな役割を負っています。
 このために近隣の博物館と協定を締結することで、相互の資源(人的資源、収蔵品等)の活用、学際的な研究の推進、人材の育成と地域貢献活動の推進、展示等による効果的な情報の発信、災害時における文化財保護を推進していきたいと思っています。
 そこで協定締結に当たっては、両施設が距離的に近いこと、日本遺産・山岳文化・武田氏などの分野で関係が深いことから、山梨県立博物館と最初に連携協定を締結することにしました。今後、随時、近隣県の博物館との連携を進めていきたいと考えています。
 
 具体的な取り組みは現在検討中です。県民の皆さまの文化的向上に貢献につながるよう取り組んで参りますので、ご期待ください。

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