お待たせしました! ナウマン君復活です。

常設展示室でみなさんをお迎えしていたナウマン君。観覧者がやってくると、まばたきしながら、大きく首を振って歓迎していたのですが・・・。首筋を痛めてしまい、連休明けから2017年6月いっぱい、お休みをいただいておりました。
「このゾウ動くんだよ」と教えてくれたリピーターの子どもたち、待っても待っても動かないので「あれ?・・・」。がっかりさせてごめんなさい。2017年7月2日・3日に行った手術が成功し、2017年7月4日(火曜日)には元気いっぱい復帰しました。
ところで、この子の年齢は23歳。復元された体格から男の子。開館当時に出会った子どもたちもりっぱな大人ですね。元気になったナウマン君に、もう一度会いに来てみませんか。そして、いっしょに来たお子さんや家族、恋人・友人、あるいはたまたま居合わせた人に、変わらぬ勇姿を伝えてあげてください。ナウマン君も自慢げにうなずいてくれることでしょう。
ちなみに動物園で飼育されているアジアゾウの国内最高齢は、昨年、東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で亡くなった花子の69歳。また、北海道で発掘されたナウマンゾウ化石は、少なくとも40歳以上とされています。
さて、完全復活したわが歴史館のナウマンゾウは、何歳くらいまでみなさんをお迎えできるでしょうか。