回想法の講習会が行われました−博物館の新しい活用法−

講習会の参加者たちの写真
「地域回想法を学ぶ」講習会の様子

 「回想法」という言葉を聞いたことがありますか。過去のことを回想することで、認知症等の予防につなげようとする健康法です。
 1月13日に当館を会場に、長野県長寿社会開発センター長野支部主催で回想法の講習会が開かれました。講師の日本福祉大学 来島修志先生の楽しい講義、グループでのワークショップ、回想法での活用を見据えた当館の常設展示の見学などを行いました。50名ほどの参加者が熱心に講習に取り組んでいました。
 当館には、昔懐かしい展示が多数あります。江戸時代の農家の復元家屋、大正時代の学校の教室、昭和に使われた洗濯機やミシンなどの家電製品です。展示を見学しながら昔話に花を咲かせているお年寄りの姿もよく見かけます。回想法の講習会に参加させていただき、文化財に触れ、歴史を学ぶだけでなく、このような新しい博物館の活用法があるのだなと感心させられました。
 寒い時期ではありますが、気の合う仲間とぜひ当館に足をお運びただき、昔話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。

歴史館ブログ

ページ先頭へ戻る