木曽の宝8−またまた木曽馬がやってきた!−

11月12日(土曜日)と13日(日曜日)両日は、秋季企画展「木曽の宝」関連イベントとして、「木曽馬と遊ぼう」を行いました。
今回来てくれたのは、15歳のめす馬・空(そら)号です。人間で言うとおばあちゃんになりかけの歳だそうですが、それでもまだまだ働きざかりとのことで、元気いっぱいです。
13日には、スペシャルイベントとして、50キログラムを超す木材を運ぶ馬搬(ばはん)という作業の実演を披露してくれました。農耕馬として人々とともに生活してきた木曽馬をイメージすることができました。さらに、引き馬体験ということで、多くのお客様が木曽馬に乗りました。鞍の上に座り、突き上げるような独特の振動を感じながら進み、貴重な体験となったようです。
12日の講座では、木曽馬保存会・中川氏より、木曽馬の歴史と現状についてお話を伺いました。現在では、全国に150頭弱しかいない木曽馬。その保存活動を担っている方々の「熱意に感動した」という感想が印象的でした。
木曽馬についてじっくり触れ、考えることができた2日間でした。