木曽の宝3−開幕のご案内−

廊下ある8市町村によるポスター展示の様子

 平成28年度秋季企画展「木曽の宝」が開幕しました。皆様のご来館を心よりお待ちしております。

 ここで、「木曽」について、改めてご説明します。木曽郡は、長野県の西端に位置します。現在の長野県を4つ(北信、東信、中信、南信)に分ける区分では、中信に所属します。昭和30年代の「昭和の合併」以降は11町村(楢川村、木祖村、日義村、木曽福島町、開田村、三岳村、王滝村、上松町、大桑村、南木曽町、山口村)の木曽郡(旧西筑摩郡)でしたが、「平成の合併」で6町村となりました。
 (※楢川村は塩尻市、山口村は岐阜県中津川市へ。日義村、木曽福島町、開田村、三岳村は合併して木曽町へ。)

 今回の企画展では、北は旧楢川村から南は旧山口村まで、計8つの市町村すべてから展示資料を出品いただいています。
 各地に伝わる貴重な資料の数々が集まりましたので、通常の企画展示室に加えて、第2展示室、廊下のポスター展示、さらには常設展示室にも「木曽の宝」展示資料・関連展示があります。
 また、7〜8月の夏季企画展「夢をのせた信州の鉄道」でご好評をいただいた「木曽森林鉄道レトロムービー」映像も、リニューアル版をご覧いただけます。

 木曽在住や出身の皆様には、郷土のすばらしさを再発見いただける企画展になればと願っています。
 また、普段は木曽に馴染みのない皆様にも、歴史の香り豊かな木曽地域の文化財に触れていただき、長野県のもつ魅力やすごさを感じていただければと思います。
 この秋、是非、長野県立歴史館にご来館ください。

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