中学生の職場体験学習

 長野県立歴史館では、毎年10校前後の職場体験学習を受け入れています。

 2016年度の職場体験学習の第1弾が、2016年5月31日、6月1日の両日行われました。長野市内の中学生3名が来館し、当館各課の仕事を体験しました。
 体験を通して、「昔の貴重な資料(古文書)が見られてうれしかった。資料を保存するのも仕事の一つだとわかった」「土器、石器、人骨などを決まった場所に整理し、それを使えるようにしておくことの大切さを知った」「お客さんと接する仕事では、たくさんの人に声を掛け、挨拶やお礼をしていた」など、多くの気づきを得たようです。

 閲覧室の整理作業では、根気よく書籍を運んでいる姿が見られるなど、粘り強く丁寧に作業できる意欲的な3名でした。(写真は、古文書を検索している様子です。作業に先立ち、データベースを用いて資料が系統的に保存されていることを学びました。)
 2日間という限られた時間内での体験でしたが、今後の学校生活に少しでも役立つことがあればと思います。

 当館では、中学生、高校生、大学生を中心に、職場体験学習を随時受け入れています。
 1日の受け入れ人数(上限)を定め、原則として先着順でお受けしていますので、ご希望の際は早めにご相談ください。

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