企画展示室より 埴輪登場
2013年9月14日より開催中の秋季企画展「刃が語る信濃 武器、象徴(シンボル)、そして芸術(アート)へ」では、企画展示室中央に二体の埴輪が展示品を見守るように立っています。これは、重要文化財 高崎市観音山古墳出土品 「埴輪 振り分け髪の盛装男子」と「埴輪 桂甲に身をかためた男子」です。二体の埴輪が群馬県を出るのはこれがはじめてとのこと。慎重に梱包をとき、無事展示を終えるのに、まる一日かかりました。写真は展示作業の様子で、「埴輪 振り分け髪の盛装男子」の梱包をといているところです。担当学芸員が慎重に状態を確認しています。その様子を見守っているのがもう一体の「埴輪 桂甲に身をかためた男子」です。どちらも刀を身につけた姿をしています。重要文化財を間近に御覧頂けるまたとない機会です。展示室中央にて、二体の「埴輪」が皆様をお待ちしております。