大井法華堂日記2022
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2 凡 例 一、解読翻刻には、長野県立歴史館所蔵の原本を撮影した写真データを用いた。 二、撮影データ1コマを解読用テキスト1ページ分とした。テキストは会員の学習教材としての機能も有するため、解読文1行目の上部にテキストのページ番号を示した。 三、解読文の表記については、左記の原則に基づいて行った。 (1) 読みやすくするために適宜、読点・並列点を付した。 (2) 改行は原則として原文通りとした。ただし、文字数が1行に収まらず2行以上にわたる場合は、行の終わりに記号 」を付した。 (3) 異体字・旧字体は原則として常用漢字に改めた。ただし、地名・人名等の固有名詞については原文通りとした。 (4) 変体仮名は仮名表記に改めた。ただし「ゐ」「ゑ」はそのままとした。片仮名はそのまま仮名表記とし、原文で小さな文字を用いている「ケ・ツ・ト・ニ・ノ・ヲ」は小文字とした。 (5) 助詞の「江(え)」「而(て)」「者(は)」「茂(も)」「与(と)」「而已(のみ)」は漢字のままとし、小文字で表記した。接続詞の「并(ならびに)」も同様とし、「之」は普通の漢字として扱った。 (6) 合字「〆」「ゟ」はそのままとした。 (7) 踊り字は漢字「々」・平仮名「ゝ」・片仮名「ヽ」・二音以上「〳〵」とし、濁点はそのまま付した。ただし、「候ハゝ」については『長野県史』等の表記に準拠した。 (8) 闕字(欠字)・平出・擡頭は原文通りとした。 (9) 判読できない字句については、字数が判明するものは字数分の□、字数が不明のものは〔 〕と表記した。また、虫喰い・破損等は(虫損)(破損)などとした。 (10) 誤字・脱字・衍字は、該当文字の右横に小文字で(□)(□カ)(□脱カ)(衍カ)とし、明らかな間違いと思われる文字は、改めた所もある。 (11) ルビはそのまま表記し、返り点は省略した。抹消文字は原則として省略した。

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