2019 年「今井家文書「文化三年御入院用記」・「文政江戸御 開帳御用記乾・坤」」
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57 開帳願手間取申候而も是者致し方無御座伺之上 孰れ御下知次第ニ仕度旨申之候由也 一右ニ付種々御院主様御相談被下何れ願書此方ニ預り 置候事故唯今ゟ双方伺立候得者開帳之差支ニも 可相成候間此度者法忍房之了簡ニ而願書為見遣可 申本願一覧之上双方此方ニおゐて印形為致差出 候方可然尤是者法忍房之了簡而已ニ可致旨被仰候也 本覺院・丹下申上候者右被仰候趣ニ候ハゝ私共者不存分ニ而 御見セ被下候取極之義者開帳願相済候上双方より 伺立可仕候且又 公辺江差出候願書尚又願出候上享和度なと者 度々認直し有之候其節々一覧之上印形致し候而ハ 御奉行所江間ニ合不申候間今日之処法忍房之御了 簡ニ而相見セ以来之処ハ無其儀為知候ハゝ早速印形 持参可仕旨能々御申聞御座候様ニ仕度夫とも已後も 同様と申事ニ候得者開帳願者差置右一条御伺相 立可申と奉存候此段御含能々御申聞可被下旨精々 法忍房江申入候也 120 但シ最早七ツ時ニも相成候間唯今ゟ願書上人江 見セ其上印形取揃候而者御役所も引可申 間明日持参仕候様ニ可致旨被申入候筈也 一右之趣法忍房ゟ小日向貞助へ被申聞候所左候ハゝ本書 拝借仕上人江見セ候上明日持参可仕候此度之願書 披見計りニ而已来之義右様之儀無之様ニ可仕旨申 之候由右ニ付御添簡願之願書計り法忍房より 被相渡候也 一夫ゟ於小書院信受院・宗光寺・本覺院・上田丹下・ 小日向貞助御吸物・御酒・取肴三・一汁三菜御料理 被下之六ツ時前何茂退出 一昨日飛脚丈吉着書状到来善光寺表別条無之 旨申来ル 二日 一本覺院儀東漸院様江上り候処貞助茂罷越居 法忍房江出会昨日之願書上人江為見候所印形被致候 間持参仕候旨申之右ニ付法忍房被申聞候者昨日御懸 合と者違ひ申候此方江御印形持参之上御印形被成候段 御承知ニ而御帰り被成候それを印形被成御持参者如何敷 存候願書此方ニ預り置候事故自分之了簡を以 121 御かし申候本覺院・丹下江自分ゟ申聞方無之候 貞助申候者成程昨日印形持参可仕旨申上候得共印形ヲ 家来へ相渡候事不相成旨上人申候間無拠押候而持参 仕候昨日之御懸合と相違仕候段者恐入奉存候旨申之 法忍房被申候者左様之儀ニ候一応御申聞之上御取計り 可被成処無其儀如何敷被成方ニ存候旨被申聞候処御尤ニ奉存候

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