歴史館ブログ-歴史館ブログ

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中学生の職場体験学習

イベント

 長野県立歴史館では、毎年10校前後の職場体験学習を受け入れています。

 平成28年度の職場体験学習の第1弾が、5月31日、6月1日の両日行われました。
 長野市内の中学生3名が来館し、当館各課の仕事を体験しました。
 体験を通して、「昔の貴重な資料(古文書)が見られてうれしかった。資料を保存するのも仕事の一つだとわかった」「土器、石器、人骨などを決まった場所に整理し、それを使えるようにしておくことの大切さを知った」「お客さんと接する仕事では、たくさんの人に声を掛け、挨拶やお礼をしていた」など、多くの気づきを得たようです。

 閲覧室の整理作業では、根気よく書籍を運んでいる姿が見られるなど、粘り強く丁寧に作業できる意欲的な3名でした。(写真は、古文書を検索している様子です。作業に先立ち、データベースを用いて資料が系統的に保存されていることを学びました。)
 2日間という限られた時間内での体験でしたが、今後の学校生活に少しでも役立つことがあればと思います。

*

 当館では、中学生、高校生、大学生を中心に、職場体験学習を随時受け入れています。
 1日の受け入れ人数(上限)を定め、原則として先着順でお受けしていますので、ご希望の際は早めにご相談ください。

中学生の職場体験学習
[ 2016-06-02 ]

失われた鉄路をたどる2 跡地利用しにくい場所を見る

イベント

 地面に残されたわずかな痕跡から歴史を復元するのが考古学ですが、“鉄道考古学”を掲げる人には、大きく3タイプあるようです。
 1つは、愛読書が『時刻表』、現役の鉄道は乗りつくしてしまい廃線を歩くようになった宮脇俊三さんタイプです。国鉄(現JR)の完乗記念に1978年『時刻表2万キロ』を刊行。約十年後には、廃線歩きの中で「鉄道考古学」を語っています(1989年『失われた鉄道を求めて』)。
 2つめは、土木や工学・機械系の研究者で、近代化産業遺産研究の一部として「鉄道考古学」を掲げている人々です。元祖「考古学」のお得意は発掘ですが、こちらは残存している橋やトンネル、あるいは機械モノの調査を主にしているようです。
 そして、3つめは、元々、縄文や弥生時代の遺跡を掘っていたのに、たまたま鉄道遺構を掘ることになったタイプです(最近は積極的に近代の遺跡に取り組む人も)。私が学生の頃、近世・近代は「後世の攪乱」だから「飛ばしてしまえ」(調査せずスコップで掘り飛ばす)と言われたものでした。しかし現在、日本で鉄道が開通してから140年以上経過していることを考えると、発掘調査の対象となるのも当然と言えば当然です。
 廃線を「考古学する」難しさは、廃線の時期が新しい点です。いわゆるスクラップ&ビルド時代のため、壊して効率よく跡地利用されてしまい、あまり痕跡を残さないからです。しかし、老眼が進もうとも考古学徒の目を見くびってはいけません。まずは、「後世の攪乱」を受けにくい場所に着目してみましょう。例えば縄文の遺跡でも、利用しやすい場所は後の時代に手を加えられてしまい、縄文時代の遺構は壊れています。だから、なるべく跡地利用のしづらそうな地点に目を向けてみます。廃線なら河川の斜面なんか・・・、と!!!、橋台が残っているではありませんか。後の護岸工事で新しいコンクリートが被さりながらも、しぶとく残っている例などは「邪険にされながら、よくぞ残っていてくれた」と感動モノです。

失われた鉄路をたどる2 跡地利用しにくい場所を見る
上田交通旧真田傍陽線には数ヶ所で橋台が残っています。(上田城の北で矢出沢川を渡る)
失われた鉄路をたどる2 跡地利用しにくい場所を見る
布引鉄道の煙突のような橋台と崩れ落ちた残骸(千曲川をわたり布引観音方面へ)
[ 2016-05-17 ]

バックヤード探検 〜学校見学の様子から〜

お知らせ

長野県立歴史館では、毎年、県内外から200校以上の学校見学を受け入れています。学校見学に来る子どもたちや先生方から好評なのが、通常では公開していない歴史館の裏側を見ることができる「バックヤード探検」です。
館内に展示されている展示物は、本館の収蔵物のほんの一部です。普段見ることが出来ない貴重な遺物を間近に見ることができ、子どもたちも目を輝かせて見入っています。書籍や写真からの情報ではなく、本物がもつ力強さを感じます。バックヤード探検は、対応できる人数・時間に限りがありますので、残念ながら希望に添えない場合もございます。希望される学校・団体は、早めに申込をお願いします。なお、8月に実施する「歴史館で夏休み」では、一般の皆様にもバックヤード探検をしていただけます。詳細は後日お知らせいたします。

バックヤード探検 〜学校見学の様子から〜
約3500年前の縄文人と対面
バックヤード探検 〜学校見学の様子から〜
縄文土器と弥生土器の違いを体感
[ 2016-05-13 ]

長野県内外から多くの学校見学を受け入れています。

お知らせ

当館の大切なお客様として、「小学生・中学生」の皆さんがいらっしゃいます。
春から秋にかけて、県内外の多くの学校見学を受け入れており、館内展示を見学していただいています。
本日も多くの学校見学のみなさんにお越しいただきました。
学校見学のお客様がいらっしゃると、歴史館に活気がみなぎってくるように感じます。児童・生徒の皆さんが、当館の展示を見たり、解説員の説明を聞いたりする中で、「わー」とか「へー」などという反応を示して見学してくださることが、我々歴史館の職員の大きな喜びとなっています。
今年度も、「学校見学」でご来館いただいた皆さまにご満足いただけるように、精一杯頑張りたいと思います。
そして、児童・生徒の皆さんが、次回は、お家の方と一緒に来たいなあと思っていただき、実際にお越し頂ければ幸いです。じっくり見て、体験していただける展示がたくさんあります。
「学校見学」に限らず、多くのお客様のご来館をお待ちしております。

長野県内外から多くの学校見学を受け入れています。
学校見学の様子1
長野県内外から多くの学校見学を受け入れています。
学校見学の様子2
[ 2016-05-11 ]

失われた鉄路をたどる1 “歴史”の仲間入りをした廃線

イベント

 夏期企画展「夢をのせた信州の鉄道-失われた鉄路の軌跡-」を前に、県内の廃線を歩いています。今や、廃線歩き(歩鉄)のガイドブックやネット情報は多々あり、市民権を得た観があります。旧碓氷線(信越線)や篠ノ井線の旧線跡では、遊歩道や案内板などが整備され、“鉄ちゃん”ではないハイキング客・観光客がたくさん訪れています。
 あたり前のことですが、特別な事情がない限り、鉄道会社の職員でもない我々が鉄路を“歩く”わけにはいきません。廃線でなくてはなりません。しかも、マニアでもない人々が訪れるということは、廃線に「・・・兵どもが夢の跡」といった歴史に裏打ちされた感傷や郷愁を感じてのことでしょう(単に歩きに来た人も?)。つい昨日のことだと思っていた事件(廃線決定日)が、“歴史”になりつつあるのでしょう。わが歴史館が目をつけるのもそのあたりです。
 廃線が“歴史”の仲間入りをはじめたのはいつ頃でしょうか。きっかけの一つは1983年堀淳一『消えた鉄道 レール跡の詩』の刊行でしょう。「風土と歴史をあるく」シリーズの1冊で、続刊を見ると『山の辺の道』『鎌倉街道』『熊野古道』といった蒼々たる「歴史の道」がラインナップされています。鉄道関係の専門書や雑誌ではなく、歴史書の1巻に入ったのです。県内では、2014年に再版された小林宇一郎・小西淳一監修『信州の鉄道物語(上)消え去った鉄道編』の初版が1987年です。
 近代日本の大動脈となった鉄道、その役割を道路・自動車に譲りつつ廃線が増加したのが1960年代以降とすると、「夏草や近代日本の夢の跡」として、廃線が歴史に加わったのが1980年代以降のようです。
 次回からは、失われた鉄路の現地をたどっていきたいと思います。

失われた鉄路をたどる1 “歴史”の仲間入りをした廃線
旧篠ノ井線漆久保トンネル(安曇野市)
失われた鉄路をたどる1 “歴史”の仲間入りをした廃線
トンネル説明板わきのスタンプ
[ 2016-05-08 ]

「歴史館でこどもの日」を開催しました。

イベント

ゴールデンウィーク中の5月4日(水)、5日(木)の2日間、特別企画「歴史館でこどもの日」を開催しました。
2日間の期間中、大勢の親子連れの皆さんが歴史館を訪れ、体験を通し、楽しく歴史を学ぶことができたようです。「石のアクセサリーづくり」に参加された方は、ていねいに石をけずり、世界でひとつだけのオリジナルのアクセサリーを仕上げていました。「縄文人になって遊ぼう」のコーナーでは、当時の服装で、縄文人になりきっているほほえましいご家族がいらっしゃいました。また、長野県埋蔵文化財センターの方にご協力いただいた「土器洗いにチャレンジ」のコーナーでは、実際に県内の遺跡から出土した土器にふれる貴重な体験ができました。
こういったイベントを通して、さらに、歴史に関心をもっていただければと考えております。夏休みにも同様の企画を計画しておりますので、ご期待下さい。

「歴史館でこどもの日」を開催しました。
縄文人になって遊ぼう
「歴史館でこどもの日」を開催しました。
土器洗いにチャレンジ
[ 2016-05-07 ]

ゴールデンウィークは長野県立歴史館へ! 歴史館でこどもの日 5月4日、5日

イベント

ゴールデンウィークの予定はお決まりでしょうか?長野県立歴史館では、GW特別企画「歴史館でこどもの日」を今年度も開催いたします。期日は、5月4日(水)、5日(木)の2日間です。実施するイベントは次の通りです。
○石のアクセサリーづくり(石をけずって世界で一つだけのアクセサリーをつくります)
○バックヤード探検〈拡大版〉(普段は入ることのできない博物館の裏側に招待します)
○縄文人になって遊ぼう!(本物の土器をもったり、縄文人の服を着てみたりします)
○土器洗いにチャレンジ!(遺跡から出てきた本物の土器を洗います。気分は考古学者!?)
開催日時・費用等は、下の「歴史館でこどもの日」チラシをクリックしてご確認下さい。
イベント以外にも、歴史館では、当時の人々の暮らしをイメージしながら長野県の歴史を楽しく学べる常設展示、長野県の最新の出土品がご覧いただける「平成28年度巡回展 長野県の遺跡発掘2016」もお楽しみいただけます。ゴールデンウィークはぜひ長野県立歴史館へお越し下さい。皆様のご来館をお待ちしております。

ホームページ改修のため、しばらく歴史館ブログの更新が止まっており、大変ご迷惑おかけいたしました。今後は適宜、長野県立歴史館の様子を紹介していきますので、ホームページ、フェイスブックとともにご覧ください。

ゴールデンウィークは長野県立歴史館へ! 歴史館でこどもの日 5月4日、5日
昨年の「歴史館でこどもの日」の様子
[ 2016-04-27 ]

解説ボランティアによる常設展「日曜解説」開催中!

お知らせ

3月までの毎週日曜日、当館解説ボランティアによる常設展の展示解説を行っています。およそ50分のコースで、常設展を一緒に回りながら4万年の信濃の歴史を「楽しく」「わかりやすく」ご案内します。時間は、午前10時〜、11時〜、午後1時30分〜、2時30分〜の4回です。
事前の申込みは必要ありません。ご家族でもお一人様でも受け付けています。解説料金は無料ですが、大人の方は観覧料が必要です。高校生以下のお子様は観覧料が「無料」です。
ぜひご家族やお友達と気軽に歴史館に遊びにきませんか?「歴史との対話」「ボランティアとの対話」を楽しみながら、新しい発見に心躍るかもしれません。
下の写真は、解説ボランティアさんと一緒に展示を見学したご家族の様子です。ご案内した子どもたちは、近世農家内のネズミやヘビ、馬と人間との関わりに驚いていたようです。様々な展示資料の説明を受けながら、興味をもってご見学されていました。皆さんのご来館をお待ちしています!

解説ボランティアによる常設展「日曜解説」開催中!
解説ボランティアさんと一緒に常設展を楽しく見学中!
[ 2016-01-30 ]

当館調査の「校歌に詠まれた信州の山々」が2016信毎カレンダーになりました!

お知らせ

当館の平成25年度夏季展「山とともに生きる」に際して、県内小中高等学校にアンケート調査した「校歌にうたわれた信州の山々」が、来年度の信毎カレンダーになりました。
12月に入り、お近くの信毎販売店経由で配布されています。東北中南信の4地区別の校歌アンケート結果のグラフを見ると、長野県内の多くの学校で地元の山々や信州の名峰が校歌にうたわれていることがわかります。みなさんも、この機会にご自分の出身校の校歌を口ずさんでみてはいかがですか。
詳細な結果と各地区分析は、当館常設展示室に続く廊下にも掲示しています。ご来館の際にご覧いただければと思います。

当館調査の「校歌に詠まれた信州の山々」が2016信毎カレンダーになりました!
2016年信毎カレンダー
当館調査の「校歌に詠まれた信州の山々」が2016信毎カレンダーになりました!
校歌に詠まれた信州の山々
[ 2015-12-18 ]

歴史館に真田氏甲冑(イメージ)を展示中

お知らせ

来年のNHK大河ドラマ「真田丸」で、真田信繁(幸村)が取り上げられるということで、当館でも来月11月より常設展示室に「真田氏特別展示」コーナーを設け、5期に分けて真田氏に関する貴重な資料を展示する予定です。
その第1期は「真田氏登場」という小テーマで、「松尾城址絵図」「一徳斎殿御事蹟稿」などを展示します。詳細は、後日ホームページでも取り上げる予定です。
また、今週から歴史館エントランス入口両脇に、屋代南高校甲冑隊の生徒さんによる手作りの2体の甲冑を展示しています。正面玄関に向かって右側の甲冑が、真田幸隆所用 州浜紋(すはまもん)兜・黒漆胴(イメージ)です。そして、左側の甲冑が、真田昌幸所用 昇梯子紋二枚仏胴具足(のぼりばしごもんにまいほとけどうぐそく)です。
いずれの甲冑も屋代南高校の生徒さんが、数ヶ月をかけて放課後や夏休み等を使って熱心に制作した大作です。
県立歴史館にお越しの際には、エントランスにも足を止めて2体の甲冑をご鑑賞いただければ嬉しいです。秋季企画展「樹木と人の交渉史」も好評開催中です。ぜひ、お誘い合わせの上、ご家族やご友人とお気軽にお出かけください。

歴史館に真田氏甲冑(イメージ)を展示中
真田信繁(幸村)公 所用 鹿角脇立兜・赤備鎧(イメージ) 常設展示室 近世(真田氏特別展示)に展示中
歴史館に真田氏甲冑(イメージ)を展示中
真田幸隆所用 州浜紋兜(すはまもんかぶと)イメージ制作
[ 2015-10-27 ]
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