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木曽の宝9−企画展が無事に閉幕−

イベント

11月27日(日)、秋季企画展「木曽の宝」は、無事に閉幕しました。
期間中、多くのお客様にご観覧・ご参加いただきました。

○展示をたっぷり観覧し、木曽の魅力に触れ、「次の週末に木曽に行ってみます」と、東北信にお住まいの方(木曽にはほとんど行ったことがないとのこと)。
○県外からお出でいただき、「長野県にはすばらしい場所がたくさんありますね」と言われていた方。
○「ホンモノの仏像や刀がすごかったよ」との感想を口にしてくれた小学生。
○「木曽馬はかわいいね。保存活動、是非がんばってください」と熱のこもった言葉を伝えていた方。
○「伝統文化を残そうと努力されている木曽の方から学びたい」と、保存会の皆様に積極的に質問していた方。
○「大昔は私の住んでいるところが文化の中心、日本の中心だったんだよ」と豪快に笑われていた方。
○「数十年前、この遺跡発掘のときにね、私は高校生でね、一緒に掘らせてもらったんだよ。懐かしいなあ」と柳又遺跡の石器を見ながら話されていた方。
○「ふるさとのよさを再発見しました。ありがとう」と、感激の声を寄せてくださった方。

木曽からお借りした100余点の「宝」は、12月上旬、元の場所に戻りましたが、今でもたくさんの方々の声や姿が脳裏によみがえってきます。

秋季企画展「木曽の宝」に際しまして、ご観覧・ご参加いただいたすべての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

木曽の宝9−企画展が無事に閉幕−
木曽からお出でいただいたお客様が展示室に入るところ
木曽の宝9−企画展が無事に閉幕−
木曽の将来を担う子どもたちも多数来館(写真は加工してあります)
[ 2016-12-14 ]

木曽の宝8−またまた木曽馬がやってきた!−

イベント

11月12日(土)13日(日)両日は、秋季企画展「木曽の宝」関連イベントとして、「木曽馬と遊ぼう」を行いました。
今回来てくれたのは、15歳のめす馬・空(そら)号です。
人間で言うとおばあちゃんになりかけの歳だそうですが、それでもまだまだ働きざかりとのことで、元気いっぱいです。

13日には、スペシャルイベントとして、50kgを超す木材を運ぶ馬搬(ばはん)という作業の実演を披露してくれました。
農耕馬として人々とともに生活してきた木曽馬をイメージすることができました。
さらに、引き馬体験ということで、多くのお客様が木曽馬に乗りました。鞍の上に座り、突き上げるような独特の振動を感じながら進み、貴重な体験となったようです。

12日の講座では、木曽馬保存会・中川氏より、木曽馬の歴史と現状についてお話を伺いました。
現在では、全国に150頭弱しかいない木曽馬。その保存活動を担っている方々の「熱意に感動した」という感想が印象的でした。

木曽馬についてじっくり触れ、考えることができた2日間でした。

木曽の宝8−またまた木曽馬がやってきた!−
ホンモノの木曽馬(空号)と当館展示(製作)の木曽馬との貴重なツーショット
木曽の宝8−またまた木曽馬がやってきた!−
引き馬体験の光景
[ 2016-11-24 ]

木曽の宝7−開田高原の伝統芸能に親しむ−

イベント

11月3日(木・祝)には、科野の歴史公園で「森将軍塚まつり」という大きなイベントが行われました。
野外ステージでは20を超す団体による発表がありましたが、その中で、長野県立歴史館の秋季企画展「木曽の宝」に関連して、木曽の文化に触れる機会を設けました。
開田高原の民謡保存会「ゆるり会」、開田小学校6・2年生、地域協議会のみなさまによる発表もありました。
「開田嫁入り唄(こちゃ節)」「開田高原姫獅子舞」を披露していただきました。

開田嫁入り唄…娘を嫁がせる父親の切ない気持ちを唄っています。現在でも婚礼や酒の宴で唄われることがあります。もともとは単にこちゃ節と言っていましたが、後の世に開田嫁入り唄と新たに名付けられました。

開田高原姫獅子舞…開田高原把之沢(たばのさわ)地区で、かつて祝い事の際に舞われていたのが姫獅子舞です。江戸時代の物語を唄と舞いにしたものといわれています。

唄は、大人から子どもまで、元気よく、それでいて切ない気持ちを感じる声でした。
獅子舞は、笛太鼓、舞い、唄が実にすばらしく、最後の口上も迫力満点でした。
開田高原に伝わる伝統芸能を見ることができ、観客の方々から「大感激」との声が聞かれました。
なお、長野県立歴史館の常設展示室入口では、現在、その映像をご覧いただくことができます。

木曽の宝7−開田高原の伝統芸能に親しむ−
「開田高原姫獅子舞」発表
木曽の宝7−開田高原の伝統芸能に親しむ−
「嫁入り唄」の発表(写真は加工してあります)
[ 2016-11-23 ]

木曽の宝6−大桑村の伝統芸能に親しむ−

イベント

11月3日(木・祝)に、科野の歴史公園では「森将軍塚まつり」という大きなイベントが行われました。
野外ステージでは20を超す団体による発表がありましたが、その中で、長野県立歴史館の秋季企画展「木曽の宝」に関連して、木曽の文化に触れる機会を設けました。
大桑村の須原ばねそ保存会と大桑小学校6年生のみなさんには、「須原ばねそ」「木曽踊り」を披露していただきました。

須原ばねそ…須原ばねそは、大桑村須原地区で古くから唄われる民謡・盆踊りです。ばねそとは、はね踊る衆という意味で、楽器を用いない3種類の地唄を総称して須原ばねそと呼びます。600余年前に京都の文化が人の往来とともに木曽に入り、庶民文化として定着しました。

木曽踊り・木曽節…木曽節は木曽で生まれた日本を代表する民謡の一つです。現在の盆踊りのスタイルは、大正から昭和にかけて整理・普及されたものです。

お揃いのはっぴを着て、息の合った踊りを見せてくれました。
大桑村に伝わる伝統芸能を見ることができ、観客の方々から「大満足」との声が聞かれました。
なお、長野県立歴史館の常設展示室入口では、現在、その映像をご覧いただくことができます。

木曽の宝6−大桑村の伝統芸能に親しむ−
「須原ばねそ」の発表
木曽の宝6−大桑村の伝統芸能に親しむ−
当日は大勢のお客様がいらっしゃり、晴天のもと、イベントを楽しみました
[ 2016-11-22 ]

木曽の宝5−イベント満載の企画展です!−

イベント

秋季企画展「木曽の宝」では、木曽の文化に触れる関連イベントを行っています。
10月10日(月・祝)には、「南木曽町田立の伝統芸能に親しむ」として、花馬祭り、歌舞伎の紹介を行いました。
伝統文化が現在まで続くにあたっては、地域の皆様の熱い思いが大きな支えになっていることを知りました。
途中には、子どもたちと保存会の方々がお囃子の実演をしてくれました。
(写真1=お囃子の実演)
イベント終了後には、花馬の背にある「花」や木曽檜箸のプレゼントもありました。
(写真2=「花」のプレゼント)
木曽に伝わる文化に触れることができる、貴重な場となりました。

10月15日(土)は、「《トークセッション》ここまでわかった木曽の古代」として、考古学と文献学の2つの立場による調査結果や知見を紹介しました。
「横断的な内容で、大変おもしろく拝聴しました。このような幅広い視点の学説がこれからも聞きたいです!」「原、福島両先生の連携がすばらしいトークでした」「トークセッション方式は新鮮でおもしろく、楽しく聞けた。またしてほしい!」など、内容に満足とのご意見を多数頂戴しました。
終了後には、充実した内容のギャラリートーク(展示解説)も行いました。

10月22日(土)は、笹本正治当館館長による「木曽の宝」と題した講演会を行いました。
「木曽の魅力を堪能できた」「実際に木曽に行ってみたい」などの声が寄せられ、木曽をより深く知っていただけたと思います。

   *

「木曽の宝」関連イベントは、まだまだ続きます。

11月3日(木・祝)には、大桑村、木曽町開田高原に伝わる唄や踊りを、現地の子どもたちや保存会の皆様が発表してくれます。
南木曽町を中心とする木曽の物産展も行います。
周辺一帯では、森将軍塚まつりとして各種イベントが盛大に行われますので、是非お出でください。

11月12日(土)、13日(日)には、県天然記念物に指定されている木曽馬が再び登場します。
近くで見たり、写真を撮ったり、引き馬体験(簡単な乗馬)もできます。
木曽馬は日本で昔から飼育されてきた馬の一種です。全国でも百数十頭しかいません。
そのような木曽馬に触れる貴重な機会です。
木曽馬の歴史についての講座(12日)も行いますので、皆様のご来館をお待ちしております。

イベント満載の「木曽の宝」展の開催も、折り返し点を過ぎました。
展示替えを行い、10月25日からは後期の展示となっています。

木曽の宝5−イベント満載の企画展です!−
写真1
木曽の宝5−イベント満載の企画展です!−
写真2
[ 2016-11-01 ]

木曽の宝4−木曽馬が歴史館に登場−

イベント

平成28年度秋季企画展「文化の十字路 木曽の宝」開催中です。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。

この企画展では、木曽の文化に触れるイベントを多数予定しています。
9月24日(土)には、県天然記念物に指定されている木曽馬が登場しました。

開田高原(木曽町)から歴史館に来てくれたのは、平成10年生まれの牝馬(メス)、菜々ちゃんです。
木曽馬は、日本在来馬としての特色をよく備え、温順で人なつっこい性格と言われます。
菜々ちゃんも、やさしい目をした大変に落ち着いた馬でした。
声を掛けると顔を見てくれたり、「足の裏はどうなっているの」と言うと足を上げてくれたりと、賢い馬でもありました。

木曽馬は、11月12日(土)13日(日)にも登場します。
また、企画展示室でも、第4章として、木曽馬を取り上げています。
あわせて是非ご覧ください。

木曽の宝4−木曽馬が歴史館に登場−
菜々ちゃんのアップ
木曽の宝4−木曽馬が歴史館に登場−
木曽馬に乗る少女
[ 2016-09-30 ]

木曽の宝3−開幕のご案内−

イベント

平成28年度秋季企画展「木曽の宝」が開幕しました。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。

ここで、「木曽」について、改めてご説明します。
木曽郡は、長野県の西端に位置します。
(写真1=企画展示室廊下のパネルの一部)
現在の長野県を4つ(北信、東信、中信、南信)に分ける区分では、中信に所属します。
昭和30年代の「昭和の合併」以降は11町村(楢川村、木祖村、日義村、木曽福島町、開田村、三岳村、王滝村、上松町、大桑村、南木曽町、山口村)の木曽郡(旧西筑摩郡)でしたが、「平成の合併」で6町村となりました。
(※楢川村は塩尻市、山口村は岐阜県中津川市へ。日義村、木曽福島町、開田村、三岳村は合併して木曽町へ。)

今回の企画展では、北は旧楢川村から南は旧山口村まで、計8つの市町村すべてから展示資料を出品いただいています。
各地に伝わる貴重な資料の数々が集まりましたので、通常の企画展示室に加えて、第2展示室、廊下のポスター展示、さらには常設展示室にも「木曽の宝」展示資料・関連展示があります。
(写真2=廊下には8市町村によるポスター展示)
また、7〜8月の夏季企画展「夢をのせた信州の鉄道」でご好評をいただいた「木曽森林鉄道レトロムービー」映像も、リニューアル版をご覧いただけます。

木曽在住や出身の皆様には、郷土のすばらしさを再発見いただける企画展になればと願っています。
また、普段は木曽に馴染みのない皆様にも、歴史の香り豊かな木曽地域の文化財に触れていただき、長野県のもつ魅力やすごさを感じていただければと思います。
この秋、是非、長野県立歴史館にご来館ください。

木曽の宝3−開幕のご案内−
写真1
木曽の宝3−開幕のご案内−
写真2
[ 2016-09-28 ]

木曽の宝2−山の恵み・山菜−

イベント

「山菜の王様」というと、何を思い浮かべるでしょう。
タラの芽、コシアブラ、ワラビ、……

6月下旬、当館笹本館長が大桑村で講演会を行いました。
休憩時、館長が山菜の話題を出したところ、地元の方々が大桑村の山菜について詳しく教えてくださいました。
その話の中で出てきたのが「シオデ」。
なかなか手に入らないものなので、人によっては「山菜の王様」と呼ぶようです。
とは言うものの、さすがは地元の方々。即座に「あの山の斜面に生えているよ」などと口にされ、あっという間に何本も取ってきてくださいました。

私(企画展担当者)もお相伴にあずかり、数本頂戴したため、帰宅後さっそく調理してみました。
と言っても、軽くゆでただけで、調味料を使わずにそのままいただきました。
「山のアスパラ」とも称される理由がよくわかり、大変おいしかったです。
普段いただくことのできない貴重な味・食感に感激しました。

木曽は豊かな森林に囲まれ、その森林資源が人々の暮らしを豊かに潤してきました。
山菜は山の恵みそのものです。ここにも「木曽の宝」を見ることができます。

秋季企画展「木曽の宝」では、森林資源により生み出された優れた工芸品などを展示します。

*

先頃、秋季企画展「木曽の宝」のチラシやポスター類ができあがりました。開幕まで2週間あまりです。
チラシやポスターは当館及び公共機関などで掲示・配布中です。ホームページ上でも一部ご覧いただけます。

木曽の宝2−山の恵み・山菜−
木曽の宝2−山の恵み・山菜−
[ 2016-09-07 ]

木曽の宝1−食の文化財の宝庫・木曽−

イベント

木曽郡全域のほか、松本市奈川、伊那市西箕輪などでつくられるこの食べ物、ご存知でしょうか。
(写真)
正解は、朴葉巻[ほおばまき]です。

朴葉巻は、あんこを餅で包み、それを葉っぱに包んだ食べ物です。
ホオの木はモクレン科の落葉高木で、長野県では標高1,000m前後の山地帯に自生しています。
ホオの葉には殺菌力があるとされるので、朴葉巻は保存食の一種ともいえます。

長野県は、文化財保護法に掲げられていない食物を対象に、昭和58(1983)年7月、「食(味)の文化財」を指定しました。
最初の指定は、手打ち蕎麦(蕎麦切り)、焼き餅(お焼き)、御幣餅[ごへいもち]、すんき漬、野沢菜の5品目でした。
朴葉巻は、その十数年後、平成13(2001)年3月に長野県選択無形文化財に指定されます。

長野県の西端に位置する木曽地域は、食文化の豊かな地域です。
前述5品目のうち、すんき漬は木曽特有の食べ物ですし、蕎麦切り、御幣餅なども木曽と関係があります。
平成12(2000)年3月には、王滝村の万年鮨が長野県選択無形文化財に指定されるなど、まさに、食の文化財の宝庫ともいえます。

長野県立歴史館では、9月17日(土)より、秋季企画展「木曽の宝」を開催します。
木曽の貴重な文化財等を一堂に集め、ご紹介します。
普段はなじみのない皆様を含めて、多くの方に、木曽の文化に触れていただければと思います。
どうぞお楽しみに。

*

今後、「木曽の宝」に関係する木曽地域や企画展の話題や写真をご紹介していきます。

木曽の宝1−食の文化財の宝庫・木曽−
木曽の宝1−食の文化財の宝庫・木曽−
[ 2016-09-01 ]

失われた鉄路をたどる9 明治時代の土木技術をみる

イベント

 本展示で、問い合わせの多い古写真に目録?21「篠ノ井線西条ー明科間淀ケ沢地区の工事」があります。旧篠ノ井線、安曇野市内の淀ケ沢で煉瓦積み橋梁(暗渠)を造り、その上に大規模な足場を組んで土砂を運ぶ途上、記念写真を撮ったものです。古い文献には「大正時代に起きた土砂災害の復旧工事」と記された例もありますが、所蔵者の話(安曇野市教育委員会経由)や工事内容から、明治時代の篠ノ井線建設当時の写真で間違いないようです。
 注目を浴びる理由の一つは、その勇壮な?作業スタイル(企画展示室か図録で見てください)。二つめは、今どうなっているのか?ということのようです。安曇野市教委によると安曇野市東川手地籍「けやきの森自然園」近くにあたるとのことです。残念ながら、大正時代に大規模な土砂災害があったため、コンクリート製の小規模な暗渠に変わってしまっています。ただし、線路敷までの盛土は健在です。
 小規模な煉瓦造り橋梁と大規模な盛土の組み合わせは、大規模な橋梁を造るよりもお値段的に安あがりで、近くのトンネル廃土を使える利点もあったようです。現在残っている類例には、淀ケ沢から歩いてすぐの小沢川に架かる橋梁と盛土に見ることができます。また、歴史館から最も近い場所では、現在も活躍中の篠ノ井線(千曲市内)で見ることができます。
 小沢川橋梁は煉瓦の積み方に特色があり、美しい仕上がりになっています。このシリーズで紹介した漆久保トンネルの直下ですので、併せてご覧になることをお勧めします。千曲市滝沢川橋梁の近くにも龍洞院架道橋(ともに登録有形文化財)があります。

失われた鉄路をたどる9 明治時代の土木技術をみる
旧篠ノ井線小沢川橋梁と盛土(安曇野市) 淀ケ沢の隣接地で類似工法が現存、盛土はさらに上まで
失われた鉄路をたどる9 明治時代の土木技術をみる
篠ノ井線:滝沢川橋梁(千曲市) 盛土は少ないが、歴史館から一番近い場所にある
[ 2016-08-11 ]
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