歴史館ブログ-歴史館ブログ

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木器処理室より

お知らせ

歴史館1階の奥まった部屋では、粘り気のあるこげ茶色の液体に白い粉を混ぜ、なにやら怪しげな溶液を作っています(写真)。実は、秘かに永遠の若さを保つための魔法の薬を調合?・・・しているわけではありません。

 これは、PEGと呼ばれる合成樹脂で、水槽の中には遺跡から掘り出された木器が沈んでいます。土中で保存されていた木器は、発掘された瞬間から空気に触れて酸化し、乾燥が進んで変形したり、細菌などの攻撃を受けて、急激に劣化します。浦島太郎が海から戻って、玉手箱を開けてしまった状態だと想像してください。

 そこで、木の細胞壁内に残っている水分などをPEGに入れ替えて固定させ、形が崩れるのを防ぐのです。写真の液体は、永遠の若さを保つ・・・とまでは行きませんが、木器がこわれていくのを食い止めるための溶液だったのです。

 ただし、いきなり水分をPEGに置き換えることはできないので、2年近くかけて20%→40%・・・と徐々にPEGの濃度を上げ、木器に染み込ませていきます。水槽全体を80%から100%溶液にするためには、毎日の手作業で1ヶ月近くかかる場合もあります。夏場は、気温35℃を越え、湿度は60%以上になる室内で、作業は続きます。体力と忍耐力と、「文化財を守るぞ〜」という強い意志が勝負になります。

 木器が2階で、「展示室デビュー」を飾るためには、最低でも2年間、木器処理室で地道な準備を重ねなくてはならないのです。

木器処理室より
[ 2013-09-05 ]

歴史館の中庭”歴史の散歩みち”より2

お知らせ

これな〜んだ?!【その2】

 ぶどうの房のように実がなっています。
 秋には、”歴史の散歩みち”に、たくさんの実が落ちます。

 これは、オニグルミの実です。

  ”歴史の散歩みち”には、この外にも様々な植物・屋外展示品があります。
 お立ち寄りの際は、ぜひ、中庭も御覧下さい。

 なお、クルミは縄文時代に食用とされ、大量に保管・加工していた跡が発見されています。
 常設展示室、原始の環境復元展示スペースの壁に、「貯蔵穴(ちょぞうけつ)」断面を紹介しています。
 「貯蔵穴」とは、食料などを貯めていた穴の総称です。
 常設展示室の事例は、中野市栗林遺跡で発見された穴の断面で、下の部分にクルミの殻が確認できますが、調査により、中央部分にもクルミの断片が土に混じっていることがわかっています。今風に言えば、クルミの保存・加工工場の跡ではないか、と言われています。クルミを割るのに使われた磨石(すりいし)や石皿なども穴から発見されています。

歴史館の中庭”歴史の散歩みち”より2
●●の実!!
[ 2013-08-28 ]

歴史館の中庭 “歴史の散歩みち” より

お知らせ

これな〜んだ?!

 この植物の実は、タンニンが多いため、食用とするには灰汁抜きが必要です。縄文時代には水にさらす灰汁抜き技術が普及したため、食用とされていました。カロリーも高く、重要な食糧でした。

答えは・・・、トチの実です。
歴史館のトチの木は、たくさんの実をつけています。

歴史館の中庭 “歴史の散歩みち” より
●●の実!!
[ 2013-08-12 ]

生糸製のユニフォーム、展示しています!

お知らせ

諏訪蚕糸学校(現岡谷工業高校)野球部は昭和4年(1929)12月25日から翌年1月18日まで台湾遠征を行い、全勝優勝のカップを手に帰国しました。この大遠征を支えたのが地元の製糸業者です。遠征で着用した生糸製ユニフォームはその象徴といえます。諏訪蚕糸学校はこの昭和5年(1930)、夏の甲子園大会でみごと準優勝を果たしました。大正から昭和初期にかけて全国屈指の強さを誇った信州の中等学校野球は、蚕糸業に支えられた側面があったのです。
夏季企画展「信州の野球史」(8月18日(日)まで開催中)では、本資料をはじめとする諏訪蚕糸学校関連資料などが展示されています。

生糸製のユニフォーム、展示しています!
[ 2013-08-01 ]

社会見学 IN 歴史館

お知らせ

今年度も多くの学校で社会見学の一環として歴史館をご利用いただいています。平日は小学生で大賑わいの展示室で、職員もはりきって展示解説に努めています。 見学後、各学校よりいただくお礼状は、常設展示室入口に掲示させていただき、職員の励みともなっています。ありがとうございます。 これからも歴史館を様々な教育の場でご活用いただけるように、職員一同、御来館をお待ちしております。

社会見学 IN 歴史館
お礼状
[ 2013-07-23 ]

夏季企画展より この逸品!!

イベント

長野県尋常師範学校で教えを受けた若き教師たちが、県内の学校に赴任し、小学生に熱心に野球を指導したことが、当時の日誌などからわかります。本展示会でご紹介する「松本中学主催小学校連合野球大会トロフィー」は、主催者松本中学の校章が手書きされた高さ約80cmの存在感のある逸品です。これは、松本中学が小学生の強化を目的として、地域の小学生を対象に野球大会を主催したときに用意した優勝トロフィーです。当時の小学生球児にとって、あこがれの存在であったと思われます。企画展示室にて、展示中です。
夏季企画展は、8月18日(日)まで開催しています。

夏季企画展より この逸品!!
松本中学主催小学校連合野球大会トロフィー(大正時代 重要文化財旧開智学校校舎管理事務所所蔵)
[ 2013-07-17 ]

夏季企画展がはじまりました

イベント

夏季企画展がはじまりました。
昭和3年、第14回全国中等学校優勝野球大会にて、松本商業が優勝しました。
このときの、深紅の大優勝旗が初めてアルプスを越え、東日本にもたらされました。
本展では、松商学園高等学校所蔵の「深紅の大優勝旗」を展示しています。

夏季企画展がはじまりました
[ 2013-07-02 ]

「掘ってわかった信州の歴史」展が終了しました

イベント

長野県埋蔵文化財センター30周年企画展「掘ってわかった信州の歴史ー長野県の遺跡発掘2013−」が終了しました。多くの皆さまにご来場いただき、ありがとうございました。次は夏季企画展「信州の野球史」です。お楽しみに。

[ 2013-06-04 ]

「掘ってわかった信州の歴史」開催中

イベント

長野県埋蔵文化財センター30周年企画展「掘ってわかった信州の歴史」を開催中です。長野県の歴史を変えた、発掘調査の出土品を多数展示しています。展示会は6月2日までです。

「掘ってわかった信州の歴史」開催中
[ 2013-05-18 ]

冬季展「愛娘の調度品」が終了しました

イベント

今季は降雪量が多く、寒さ厳しい日々が続きましたが、多くの皆さまにご来館いただき、ありがとうございました。
3月2日に行われたイベント「歴史館でひな祭り2」では、企画展示室内でご来館の皆さまと一緒に♪うれしいひなまつり♪ふるさとを合唱しました。歌声が響く展示室内で歴史資料を堪能していただき、珍しく、そして心和むうれしいひと時でした。

冬季展「愛娘の調度品」が終了しました
歴史館でひな祭り2の風景
[ 2013-03-07 ]
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