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醍醐寺全成下文

寿永3年3月6日 (1184)

醍醐寺全成下文寿永2年(1183)下文(003)と同じく、源頼朝(鎌倉殿)の命をうけて、醍醐禅師全成が藤原(中野)助弘を高井郡志久見山地主職に任じた下文である。2カ月前の寿永3年1月に義仲は討死しており、頼朝の支配が一段と信濃国北部に浸透していったと考えられる。志久見山とは志久見郷をさし、現在の下高井野沢温泉村と下水内郡栄村にあたる。また、地主とは山野を開発し、土地を私有した開発領主をさす。

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翻刻

醍醐寺全成下文翻刻

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