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市河経高軍忠状

正平11年12月 (1356)

市河経高軍忠状市河経高が、上杉憲将(憲顕の子)の軍に属し、高井郡小菅(現飯山市)などで高梨氏と戦い戦功をあげたことを上申し、上杉憲将の証判を得た軍忠状。上杉憲将はこの時期の南朝・直義方の中心人物で、父憲顕はこの後、室町幕府に帰順し越後・上野両国の守護、関東管領となる。小菅は志久見郷の南端と接する高梨氏の拠点の一つ。平林は市河氏の拠点志久見郷内にあり、高梨氏らに攻め込まれて合戦となったものと考えられる。これ以後、市河氏は高梨氏と対立を深めていく。なお、本文書がいう10月23日以降の軍事行動については、同年10月市河経高軍忠状(102)にも詳細が述べられている。なお、本文書の証判花押は上杉憲将とされているが、同じく上杉憲将の証判花押であるとされる同年10月市河経高軍忠状(102)の花押とは異なる。

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翻刻

市河経高軍忠状翻刻

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