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諏訪高島藩士岩本家文書

資料No(記号) 諏訪〔3〕/3-12
説明(解題)近世の諏訪高島藩は、諏訪頼忠の子頼水が慶長6年(1600)に諏訪に復帰したことにはじまる。当初所領は2万7千石であり、元和4年(1618)に筑摩郡で5千石が加増された。その後、分知し石高は3万石となり、幕末に至った。
本文書は、諏訪高島藩士であった岩本家に伝来してきた文書である。岩本家の諏訪藩内での位置は、『藩譜私集』などでは確認することはできないが、67〜70番の文書などから勘定所詰めであったことがうかがえる。また、文書の出所、宛名にあらわれる岩本正簡は、『長野県史近世史料編第3巻 南信地方(諏訪)』所収の「諏訪家藩政役書留」を記した岩本正簡と同一人物と考えられる。
 文書の点数は452点であり、その年代は、寛政5年(1793)から明治43年(1910)におよぶ。近世の文書と近代の文書の割合は6対4で近世分がやや多い。内容は、主として弘化年間以降の出生祝、元服祝、初節句など冠婚葬祭に関わる文書がまとまっており武士の生活のいったんをうかがうことができる。また、藩からの給米通帳は、文化13年(1816)から明治4年(1871)まで残っており(内5年分欠)、諏訪藩の藩士への米の給付の実態を知ることができる。明治以降の文書は、領収書や請取の類が大半をしめている。

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