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東筑摩郡中川村文書

資料No(記号) 安筑〔5〕/5-46
説明(解題) 本目録に収録したのは、2010(平成22)年に上條信彦氏より寄託を受けた収集史資料群のうち東筑摩郡中川村に関わる史資料である。
 本史料の多くは明治期のものであるが幕末のものも数点含まれている。近世は金井村に関するものである。金井村は松本藩領会田組でのちに幕府領となった。村高は1724(享保9)年に約168石であった。1874(明治8)年、金井村は小岩井・両瀬・藤池・長越・矢久・召田・横川・原山・相吉新田各村と合併し東筑摩郡中川村となっている。
 近代資料には地券が多く含まれている。中川村小宮山養鹿の地券がほとんどであり、これらの文書群の出所に関連すると思われる。養鹿は嘉永年間に金井村で私塾を開き(『東筑摩郡誌』別編人名編)、明治2年には中川村戸長を勤めた地方名望家である(長野県立歴史館所蔵「中川村(図)」8-1 6-10)。
 本資料群の最大の特徴は近世の村絵図のほか、近代の地図が豊富に含まれていることである。とくに四面グリッドを施した明治8年の地図は測量図としての性格を備えたものであり注目される(5-46-18)。おそらく「皇国地誌」編纂にともない作成された「村誌」附図に類するものだろう。

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