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細田家文書(上田藩領田中組文書)

資料No(記号) 県立長野図書館移管文書 8
説明(解題)細田家文書は、県立長野図書館から当館に移管された文書である。細田家は小県郡林之郷(現上田市林之郷)の庄屋を勤めた。林之郷ははじめ上田藩領で、寛文9(1669)年から旗本仙石氏との相給になった。元禄郷帳では348石余、天保郷帳では350石余だった。上田藩は領内の村むらを10〜20ヵ村ずつまとめて、7つの「組」と呼ばれる行政単位をつくった。それぞれの組に組を統括する「割番」を置いたが、細田家は田中組(19ヵ村)の割番を勤めた。
文書の年代は、一部に宝永期(1704〜11)から宝暦期(1751〜1764)の文書もみられるが、大半は寛政期(1789〜1801)から嘉永期(1848〜54)のものが多い。最も下った文書で大正9(1920)のものがある。林之郷のほかに下青木村関係の文書がみられるのは、兼帯(兼務)庄屋を勤めていたからである。主な史料には、検見帳等の土地関係史料、判形帳等の戸口関係史料、博奕禁止請書等があるが、田中組内の村絵図類が全体の2割を占める点に特徴がある。その他特異な点としては、上田藩関係の文書が混じっている。これは維新期に藩関係文書が放出されたときに入手したとも考えられる。このなかには、上田藩士河内家の文書があるが、これは同家が田中・洗馬組担当の代官などを勤めていたことと関係があると思われる。

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