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水内郡南牧村文書(南牧村名主文書)

資料No(記号) 水内〔9〕/9-3
説明(解題)南牧村は明治以降の合併により、弘崎村、牧郷村を経て、昭和31年に水内郡信州新町に合併した。南牧村の位置は、信州新町大字弘崎にあたる。南西は大岡村(現長野市大岡村)、北は犀川に面する。地形は、南の山地より北の犀川への傾斜地である。
近世の支配は、元和8年(1622)より松代藩領となり、以後、明治維新まで続く。寛文6年(1666)、松代藩は領内の総検地をおこなっている。元禄15年(1702)の「信濃国郷帳」によると、村高は319石である。その後、寛延4年(宝暦1年:1751)に、南牧村は検地の実施を藩に願い出ている。宝暦2年(1752)には、耕地ごとに実地調査が行われた。明和4年(1767)の「高辻帳」によると、村高は247石となっている。その他、材木や漆など、山間地の産物にも課税されていた。
本文書群は、明治19年の小林正美氏の卒業証書が、同20年に小林庄平・景長の種痘済証書があり、さらに、安政年中に名主喜源治が作成した上納に関わる文書(横帳)がまとまって存在することからも、名主役を務めた小林家に伝来した史料と思われる。 
小林家の史料は「信州新町史」でも紹介されている。宝暦2年の「南牧村申検地野帳」は、「信州新町史」で紹介されている史料と内容が一致するものがある。この他には、年貢やその他課税品の上納に関わる割合帳や取立帳、または、質地証文や金子預証文、他には、節木、漆の実、雉子、檜木等、山間地の産物に関わる史料も含まれる。

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